ローソンのキャンペーンがKDDI(au)との業務提携で何が変わる?

2019年12月16日、コンビニ大手のローソンと通信事業大手KDDI(au)は、スマートフォン(スマホ)決済で業務提携したと発表しました。

読売新聞:auとローソン、「Ponta」に統一…国内最大規模のポイントサービスに
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20191216-OYT1T50192/

今回この記事では、この業務提携で我々消費者には今後

ローソンやauでどんなキャンペーンやサービスを受けることができるのか

ということを考えてみたいと思います。

ローソン × auで新しいキャンペーンやサービスに期待はできる?

早速、このローソン × auという組み合わせでどんなキャンペーンやサービスが今後展開されていくのかということを考えていきたいと思うのですが

そもそもこの両社の提携は何が狙いなのでしょうか。

 運営会社を設立しポイントサービスの連携を図る

今回の両社の業務提携において1番目玉になっていたのが

ポイント

についてでした。ローソンはこれまでご存じの通り「Ponta」というポイントサービスを展開していてコンビニにのローソン以外にも

DVDレンタルのGEO

ガソリンスタンドの昭和シェル

など数万店でポイントを[貯める]・[使う]ことができます。

そのPontaとauが展開している「auポイント」がPontaに統一されるといった発表がローソンとKDDIの業務提携によってありました。

このポイントの統一によって両社のポイントプログラムの会員数は1億人規模になるようで、KDDIは2020年春をめどに、ポンタの運営会社「ロイヤリティマーケティング」の株式を20%取得し、両社で協力しPontaの活性化を図る狙いがあるようです。

コンビニの3メガでコード決済の三つ巴の構図が

このローソンとauでのPonatの運営を行うことによって、auで展開されている「auペイ」を利用した際にauポイントではなく「Ponta」ポイントが貯まるようになるようです。ポンタの会員は9200万人、auのポイントを保有する会員は2800万人で、国内最大規模のポイントサービスになる見通しに。

銀行の3メガというと三菱・三井・みずほというようにコンビニの3メガはセブンイレブン・ファミリーマート・ローソンになります。

2019年はPayPayやLINE Payなど筆頭にキャッシュレスの年になったように感じます。

各社、これまででは考えられないほどの規模で広告を打って、さらには○○○億円キャンペーンなどキャンペーンの内容も、ものすごい規模のものでした。

そんなキャッシュレスの新サービスが続々と増えた2019年。実はコンビニ、セブンイレブンとファミリーマートも独自の決済サービスをスタートさせていたんです。

セブンイレブンはある意味話題になった「セブンペイ」

ファミリーマートもある意味話題になった「ファミペイ」

セブンペイはご存知の方も多いと思いますが、ほとんどサービス開始と共に利用停止になり、現在はサービス廃止となっています。

ファミペイは始め、使いにくいといった口コミやレビューが多く、さらには店舗で利用の際も通信障害のようなものが起きていたようでGoogle PlayやApp Storeで割と酷評されていた印象でした。

そんなコンビニの3メガでもコード決済の新サービスが始まっていた中、ローソンからは特に新サービスの発表はありませんでした。

ローソンにはコンビニの3メガの中でLINE Payによって「はじめてコード決済が導入されたコンビニ」。というちょっとした肩書があります。そんな背景がありながら「ローソンペイ」のようなものを発表しないのが、筆者は不思議でいました。

しかし今回2019年も終わりが近づいている中、このKDDIとの業務提携により「auペイ」が実質の仮想「ローソンペイ」のようになるのかと受け取れる発表をしました。

コンビニ3メガのキャッシュレスによるコード決済サービスはこうして三つ巴になって行くのでしょうか。

※セブンペイは現在サービス廃止ですが、別名のサービス、例えばnanacoのコード決済版などでセブンイレブン発のコード決済は今後復活する可能性が大いに考えられます。

ローソン × au Payのキャンペーンに期待

こうしてローソンではau Payを利用するとお得になるのかな?という両社の業務提携でありますが、具体的に私たち消費者、ユーザーにはどんなお得なキャンペーンやサービスを受けることができるのか。ということが結局一番気になるところですよね(笑)

筆者はauユーザーでこういった記事を書くことからローソンはじめセブンイレブン、ファミリーマートの公式サイトを週に1度必ずチェックしています。

先日ローソンの公式サイトを眺めていると

早速ローソン×au Payのキャンペーンを発見しました。

auユーザーでなくてもau PAYは利用可能

(出典:au Pay)

2019年LINE Payやメルペイなどコード決済の新サービスのキャンペーンでよくあった

「20%還元」

の文字が。これを筆者が見て1番驚いたのが

“誰でも!(auじゃない方も)”

という部分です。ローソンとauの両社の業務提携を聞いたときは会員規模は多いだろうが実際にユーザーが使用することを考えたときに意外と間口が狭いようにも感じていました。

auユーザーでローソンで買い物をする

自分がauで自宅や会社、学校の最寄りのコンビニがローソンであれば、その組み合わせって実現度が高いかもしれませんが

SoftBankユーザーで最寄りのコンビニはファミマって人も確実にいますよね

そうなるとこの業務提携によるポイントサービスであったり決済サービスって意外と間口が狭いと。

しかしこの”誰でも!(auじゃない方も)”という文字を見てまず思ったのがau Payってauユーザーじゃなくても利用できるんだというところ。

もうサービス名に”au”って入っちゃってるし、auユーザー限定のサービスかと思っていたら、DocomoだろうがSoftBankユーザーだろうが

au Payの利用は可能

ということでした。

↑au Payの公式サイトに掲載の「au PAYご利用条件」の中に”*au携帯電話をご利用でないお客様は”と記載されています。

携帯がauでなくてもau IDのいわば会員登録をおこなえばau Payの利用は可能とのこと。

となると、先ほどの“auユーザーでローソンを利用する”という縛りが

スマホユーザーでローソンを利用する

となり、かなり間口は広いのかなと感じられます。

au PAY × ローソン還元キャンペーン情報
キャンペーン期間:2019年12月20日(金)0:00~12月31日(火)23:59
http://kantan-cpn.auone.jp/sp/campaign/201912_lawson/index.html?medid=store&serial=lsnhp&srcid=5&owner=lawson

今後も更なるキャンペーンやサービスに期待

今回ご紹介した最大「20%還元」のキャンペーンはまだ、この業務提携によっての序章に過ぎない。と、なれば良いなと筆者は感じます。

そして、そうならないなと確信もしています。何も「還元」というキャンペーンだけでなく、この業務提携により、ローソンが進めている”セルフレジ”や”無人化”という私たちの生活をより便利にしてくれるサービスにも恩恵があるということです。

目指すはAmazon GO!?

ローソンは2019年店舗にレジが無い、いわばアメリカのAmazon GOや中国の無人コンビニのようなサービスへの取り組みを発表しています。

スマートフォンの「ローソンスマホペイ」という決済サービスを使っての実験を行いレジで会計をせずに、欲しいものを手に取り、お客はその手にした商品のバーコードをスマートフォンで読み取り、そこからコード決済などのキャッシュレスで決済をするというもの。

今回のローソンとauの業務提携により、両社の会員情報の共有などからこうした買い物の際の利便性やセキュリティの面が大きく向上する見込みもあるそうです。

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ローソンの「無人決済サービス実証」の衝撃、レジなしコンビニ「Amazon Go」とどう違う?
https://www.businessinsider.jp/post-166274

やはり我々消費者からすると「還元」といったキャンペーンは非常にありがたいものですが、今後両社の知恵や技術を合わせた”新感覚”のサービスにも今後期待ができそうです。

2020年もローソンから目が離せません!