コンビニバイトの仕事内容|清掃についてご紹介【意外とやること多い】

コンビニバイトの仕事内容/業務内容はいったいどんなもの?

いきなりですが、学生の方も社会人の方もこれまでにコンビニでアルバイトってしたことありますか?
現在社会人の方も学生時代や浪人中にコンビニでバイトしていたことがあるというかたも多いのではないでしょうか。
そのコンビニでアルバイトやパートをしていた際に業務内容はどのようなものでしたでしょうか?

コンビニの仕事って楽とかきついとか色んな声が見受けられますが、実際にどんなお仕事なのか。

↑Googleで「コンビニ バイト」と検索したときの関連ワード(2019/12/12調べ)

今回はこの記事でコンビニで約10年働き店長としてこれまで50名ほどの面接や教育・育成に携わった私もとてんちょー

コンビニバイトの“清掃”にフォーカスして具体的にコンビニエンストア店舗のどこを清掃するのか、どのようにいつ清掃するのかについてご紹介していきます。

これからコンビニでアルバイトやパートをご検討されている主婦や学生、フリーターの方に参考になれば幸いです。

他にもコンビニバイトの仕事内容を記載している記事がありますので合わせてご覧ください。

コンビニバイトの仕事内容レジ応対・レジ打ちをご紹介【コンビニあるある】
コンビニバイトの仕事内容「レジ打ち」「レジ応対」について元店長がご紹介。お会計や商品の取り扱いなどレジでおこなわれるオペレーションと対処法を解説しています。
コンビニバイトの仕事内容|品出し商品の陳列をご紹介【あるある】
コンビニバイトの「品出し」「前出し」「顔出し」や納品など商品陳列に関する仕事内容をご紹介。「先入れ先出し」など現場で用いられている用語や実際に現場でどのように動いているのかをコンビニ元店長が解説しています。

お店にあるものすべてが対象:清掃業務

掃除をする

コンビニの店舗ってお店にもよりますが、規模が

大きいか

小さいか

で言ったら食品や日用品を扱うスーパーやドラッグストアと比べて小さいほうですよね。

そんなお店の規模の小さいコンビニだから清掃な楽なんじゃないの?と考える方も多いかもしれません。

が、しかし。コンビニに立ち寄った際に

商品棚の商品を触った時にホコリだらけだった

冷蔵品の棚に虫の死骸が

トイレに入った時に汚いと感じた

なんてこと、これまでなかったでしょうか?

このコンビニの清掃の少し難しいところで、24時間お店が開いていて、その24時間、常にお店の至るところを“キレイにし続ける”というのは難しい話なのですが

お客様をお迎えしている以上、“キレイにし続ける”ということはコンビニエンスストアの運営において念頭に置かれています。

お店の大きさは大きくありませんがお店にあるもの、店内だけでなく駐車場があれば駐車場も、駐車場が無くても店舗の前の道路までがコンビニでバイトを行う際の清掃範囲となります。

お店にあるものすべてが清掃業務の対象となります。

そもそもこの清掃ということに限らず、コンビニでのほかの仕事内容である

レジ打ち・レジ

品出し・納品

などはすべて
お客様に気持ち良く買い物をしていただくことにつながっています。

コンビニでのお仕事は
お客様に商品を販売することが大前提となっており、お客様に気持ちよく買い物をしていただくことを考えるお仕事です。

それではコンビニで行う清掃業務の主な清掃箇所とその方法をご紹介してまいります。

 店内の床清掃

床

まず1番範囲が広くコンビニの清掃業務の中で一番大変かもしれないのが店内の床清掃です。

コンビニの店舗面積は平均で50~60坪(約165~200平方メートル)と言われていてこのすべての床の清掃がこの床清掃の範囲です。

コンビニの店舗面積について記載された記事です。おもしろかったので興味のある方は読んでみてください。

ITmediaビジネスonline:コンビニの店舗面積はなぜ50~60坪が多い?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1809/05/news031.html

床清掃の主な内容

床清掃の主な内容は

  • 掃除機をかけてホコリを除去する
  • モップをかけて汚れを除去する
  • 専用のマシンを使って床を磨いて光沢を出す

というように分けられます。

清掃の所要時間としてはこの掃除機をかけてホコリを除去するモップをかけて汚れを除去する専用のマシンを使って床を磨いて光沢を出すという3つの工程を行うと約1時間ほどかかります。

3つ目の専用のマシンを使って床を磨いて光沢を出す工程について新しいタイプの店舗の床だと必要がなくなっていますので、やらなくて大丈夫です。

床清掃は毎日行われている・・だけじゃない

コンビニの店舗面積のすべての床が清掃対象になりますが、その床清掃は毎日行われます。

店舗面積の大きい店舗によっては1日に2回行う店舗もあります。そしてさらに毎日1時間ほどかけて床清掃を行って終わりではありません。

これも店舗によってだいぶ変わってきてしまいますが、

コンビニには平均で1日に800人~1,000人のお客様が来店されます。

※日本フランチャイズチェーン協会提供資料
コンビニエンスストア統計データ2019年10月度より算出
https://www.jfa-fc.or.jp/particle/320.html

混み合う時間もありますが基本的には24時間お客様が来店されます。

その中で

  • 店内でコーヒーなど何かこぼしてしまったお客様もいれば
  • 単純に靴が汚れていたお客様がいたり
  • 外から枯れ葉が店内に入ってくることも

24時間の中で床が汚れる要因は様々あります。

なので1日に1度床清掃をおこなえばあとは床が汚れてもまた明日床清掃するし、その時でいいかというわけにはいきません。

素直に自分がお客でコンビニに入って店内の床にコーヒーがこぼれたまんまだったり、泥が落ちていたら気持ち良くはないですよね。

POINT一見面倒そうな床清掃なのですが、午前中や深夜・早朝に行われている店舗が多いかと思われますので、コンビニでバイトを考えたときに希望の時間帯によっては全くやらないこともあります。

商品棚の清掃・商品の清掃

次にご紹介するのが商品棚の清掃商品の清掃です。

先ほどコンビニに立ち寄った時にこんなことありませんか?とご紹介した中で

手に取った商品がホコリだらけであったこと

冷蔵品の陳列されている棚で虫の死骸

があったなんてこと。

こういったことにならないために商品棚と商品にホコリや何か付着していたりしていないかという点検も兼ねて清掃を行います。

商品棚・商品の清掃方法

商品棚の清掃方法

陳列されている商品をカゴなどに移して棚に何も無い状態にします。棚は棚板というものが4段~8段ほどになっていて棚のすべての商品をどかしてしまうと買い物に来ているお客様が商品を選べないので、その棚の棚板1枚分に陳列されている商品をどかして棚を空けます。

この商品を移動させる段階で商品にホコリがついていればそのホコリを落とすこともできるので商品棚と商品の清掃はセットで行われることもあります。

商品の乗っていない棚板の上をハンディモップなどでホコリを除去し、濡れたぞうきんや乾いたぞうきんで拭きます。

商品の清掃方法

主に“はたき掛け”となり商品を移動などさせずに商品に直接はたき掛けをすることです。

商品棚・商品の清掃の頻度

商品棚・商品の清掃も基本的にコンビニでは毎日行われています。私がコンビニで勤務をしていた時の経験なのですが、1か月全く棚の清掃をしていないとホコリを被った棚や商品が出てきます。

先ほども少し触れたのですがコンビニの1日の平均的な来客数は800人~1,000人です。

と言うことは

1日に1,600回~2,000回お店のドアが開くんです。

風が強い日もありますからホコリや土埃も入ってきます。それが1か月分何も清掃の手を加えないと

棚や商品がホコリをかぶります

そういったホコリを被った棚や商品がなるべく少なくなるように、”キレイにし続ける”ために1か月で店内のすべての商品棚と商品の清掃ができるように棚清掃を行います。

お店にもよりますが棚のことを”ゴンドラ”とも呼び、1日1ゴンドラというように毎日棚と商品の清掃を行います。

POINTその棚の商品をすべてどかして清掃するというのが”大変そう”と思われる方もいるかもしれませんがやってみると30分ほどで終わってしまいます。ホコリをかぶっている棚もありますのでマスクをつけることをおすすめいたします。

トイレ清掃

トイレ

次にトイレ清掃です。コンビニにはトイレがありますよね。トイレだけ借りにコンビニに立ち寄ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。そんなときにたまたま立ち寄ったコンビニのトイレがキレイだったら気持ちが良いですよね♪

繁華街にあるコンビニだとトイレの使用を禁止している店舗もありますが大体のコンビニにはトイレがあるためトイレ清掃も業務の中に入ってきます。

トイレの清掃方法

トイレの清掃の主な方法は

  • 床のモップ掛け
  • 便器・便座の拭き取り
  • 手洗い場の拭き取り
  • ペーパーやハンドソープの補充

というように、ご家庭でやられるトイレ掃除とほとんど変わりません。

清掃のすべてのゴールは”きれいにすること”です。トイレだけが清掃箇所になりますので、広い範囲ではありませんし、とにかくトイレの中をきれいにすればゴールとなります。

が、しかし。

やはりトイレというのはきれいか汚いかで言ったら汚いところに入りますよね。しかも自分の家のトイレならまだしも、誰かもわからない人が用を足しているトイレです。時には見たくないものまで目に入ることもあり、その清掃もきっちりやらねばなりません。

トイレ清掃の頻度

トイレ清掃はこれも店舗によりますが

少なく見積もっても

2回~4回は毎日行われています。

1日の来店客数によりますが朝・昼・夜・深夜というように基本的には1日4回行うものだと考えられているかと思います。

このトイレは当然勤務をされるスタッフさんも使用しますので、自分が使用した際にチェックするということもあります。

駐車場や窓ガラスなど外の清掃

続いてご紹介するのが駐車場など店舗の外の清掃です。

駐車場がある店舗ならばその駐車場

駐車場が無くても目の前の道路に落ち葉などのゴミが落ちていたら掃くことになります。

さらには店舗の窓ガラスや店舗入り口のタイル、看板など外にある店舗の備品全てが清掃の対象になります。

駐車場や窓ガラスなど外の清掃方法

本記事の中でご紹介していますが、清掃のゴールはきれいにすることです。

清掃方法はそれぞれ異なりますが

駐車場の場合なら落ち葉やたばこの吸い殻などを掃いて

窓ガラスならガラス用の洗剤を使って拭き取って

看板などの広告類であれば拭き取りや掃きとり

をします。とにかく清掃を行うのであればきれいにならなければ意味がないのできれいになるように掃いたり、拭いたりと言った清掃方法になります。

駐車場や窓ガラスなど外の清掃頻度

店舗の外に関する清掃の頻度ですが、駐車場の掃きとりは毎日行われます。ポイ捨てであったり、単純に落としてしまったなどの故意ではなくても何かしらのゴミが落ちています。

窓ガラスや看板は毎日は清掃を行わないことが考えられます。週に1回~月に1回ほどの頻度が考えられます。

 レジカウンター内の清掃

レジカウンター内の清掃もあります。レジカウンターの清掃と聞くとレジのある台の清掃かとも思われるのですが、間違いではありません。

でもそれだけではないんです。そのレジのカウンターにはレジ以外に何が置いてありますか?

フライドチキンや中華まんの入った什器がありますよね。その清掃もします。

いま例を挙げたフライドチキンや中華まんの什器のほかにコーヒーマシンやおでんの鍋、さらにはコンビニの中にはそのフライドチキンなどを揚げるフライヤーと呼ばれる機械もあり、色々な什器の清掃を行わなければなりません。

レジカウンター内の清掃方法

レジカウンターの清掃方法基本的に拭き取りになります。レジやレジの台を拭き取り、お客様側が触れるモニタも拭き取ります。

什器類の清掃方法ご家庭で食器を洗うように洗剤をスポンジにつけて洗います。

レジカウンター内の清掃頻度

こちらでご紹介した清掃も頻度としては基本的に毎日おこなわれています。

什器類の清掃を行う時間としては深夜早朝夜勤帯で行われていることが多いかと考えられます。

番外編:その他の清掃箇所

コンビニの仕事内容の清掃業務で清掃箇所や清掃方法のご紹介の最後に番外編として私がこれまでコンビニ店で勤務をしてきて実際に行っていた、ご紹介したい清掃箇所があります。

空調/エアコンの清掃

夏のものすごく暑い日にコンビニに入ると「涼しい~」と感じますよね。コンビニはほぼ毎日空調設備で店内の温度コントロールがされています。

その空調にはフィルターがついています。そのフィルターの清掃もあるんですが、案外面倒に感じられることもあります。

この空調のフィルターの清掃を怠るとオープンして間もないコンビニでも空調の故障や不調が起きることがあります。

外の草むしり

駐車場がある店舗だと外に植え込みがあることもあり、夏場などにその植え込みに雑草が生えてきます。時には生い茂ってしまうことも(笑)

そんな時に外の草むしりをおこないます。

雪かき

積雪時に駐車場や店舗前の道路の雪かきをおこないます。駐車場の大きい店舗で勤務していたことがあり、なかなか大変だったのを覚えています。

なぜこんなに清掃を行わなければならないのか

ここまでコンビニで行う清掃業務についてご紹介してきましたが、意外と清掃箇所って多いなと感じませんでしたか?

こんなに掃除していたら、バイトの際に床を掃除してばかりになってしまうんではないかとも考えてしまうんですが、ご安心ください。

店内でコーヒーなどの何かこぼしてしまうことも

単純に靴が汚れていることも

外から枯れ葉が店内に入ってくることも

そんなにしょっちゅう起きません(笑)

外から枯れ葉が店内に入ってくることは季節によっては毎日あるかもしれませんが、こんなことが毎日起こるということはなかなかありません。

先ほどもお伝えしたのですが、今回ご紹介している清掃業務は

お客様に気持ち良く買い物をしていただくことにつながっています。

床や商品が陳列されている棚が汚い店で食品を買っても大丈夫なのかなと気にされる方もいらっしゃいます。店舗の面積はあまり大きいほうではないコンビニでもお客様の目は案外いたるところに向けられています。

コンビニで毎日清掃業務を行うことはお店とお客様との信頼関係になると考えられます。

そのお客様との信頼関係のためにコンビニエンスストアでは日々、清掃業務を行っています

コンビニバイトは大変そうだけど大丈夫な理由がある

これまでコンビニバイトの“清掃”にフォーカスして床清掃やトイレ清掃などの清掃の仕事内容をご紹介いたしました。いかがでしたでしょうか。

コンビニのバイトはなんだか覚えることが多いというイメージはありませんか?
レジや今回ご紹介した掃除があって、品出しや前出しや揚げ物やおでんを作ったりすることも・・・

なんか大変そうだから他のバイトにしようかなと感じる方も多いと思います。

が、しかしコンビニエンスストアは現在、日本全国に50,000店舗以上あると言われています。そして、コンビニには一店舗当たり少なくとも5名以上のスタッフさんがいます。

単純に計算しても全国にコンビニで働いている方が25万人以上いるんです。

それもみんな若くて記憶力の良い人ばかりが働いているわけではなく、お客様も様々な年代の方がいるようにコンビニで勤務されている方も様々な年代の方がいらっしゃします。

コンビニバイトが大変そうに見えても大丈夫な理由はズバリ

たくさんの仲間がいるから

採用されて研修中で入ったばかりでも今回ご紹介した棚清掃やトイレ清掃も店長・マネージャーはじめ先輩スタッフが優しく教えてくれます。

学校に行きながらの高校生の方やバイトを複数掛け持ちしているフリーターの方、もう来年70なのよーと言う高齢の方などいろいろな方とこれまでコンビニでお仕事をさせていただきました。

皆さん覚えることは多いと言いながらも楽しく働いていました。多くの仲間がいるからコンビニでバイトするのが少し不安だという方も大丈夫です。はじめはできなくて当たり前なんです。覚えることが多く感じるかもしれませんが、続けていけばできるようにマニュアルやオペレーションが分かりやすくなっています。

ぜひ、どこかでバイトしたいなーと考えていたあなた。この記事を読んでいただいた機会にコンビニでのアルバイトを検討してみてはいかがでしょうか。