アルバイトの面接、転職活動時の履歴書あとはパスポートやマイナンバーカードなど申請書の際に何かと必要になりますが証明写真をいざ撮りに行こうと思うと少し面倒ですよね。
この記事ではコンビニでボックス証明写真機を使わずにコピー機で証明写真を発行する方法を紹介していきます。
スマートフォンでの証明写真を撮る際のアプリ紹介や各社の料金/値段比較、写真のサイズや撮影時のコツさらには超お得に証明写真プリントをする方法を一気にご紹介!
本記事中に証明写真に関するコンビニ各社のスマホアプリやネットプリント/ネットワークプリントなど、コンビニでの「写真プリント」についての内容が出てきますので、こちらのコンビニでの写真プリントについての記事もチェックしてみてください。

まずスマホやデジカメで写真を撮影(自撮り)する
証明写真ということでまず写真がないと始まりません。
iPhoneなどのスマホやデジカメで撮影して証明写真として印刷する写真を用意しましょう。
証明写真用写真撮影のコツ
コツとしては場所は背景がなるべく白い壁にして自撮りか家族、ご友人などに頼んで撮ってもらいましょう!
さらにコツとしてこの時スマホで撮影する際アプリを使わないのであればなるべく顔が画面の中心にくるように心がけて撮りましょう!
服装やお化粧などは就活、転職活動などの履歴書用でなくても「控えめ」にしておいたほうが撮った写真をまた使う機会がある場合があったりするかもと考えると良いと思います。
証明写真を印刷する前に証明写真の心得的なコツをまとめておきましょう!
- 背景はなるべく白い壁で
- 服装や化粧は「控え目」で間違いなし
- 昼間でも部屋の明かりをつけよう(白色ライトがおすすめ)
- スマートフォンの自撮りの場合セルカ棒があれば使おう
- スーツやシャツを着る場合模様の細かいストライプはやめたほうがいい
上の3点は背景や服装や化粧、ライトの話でおわかりいただけると思うのですが、下の2点は実際に私が自撮りやシャツを着用した際の失敗談を基に紹介いたします。
セルカ棒/自撮り棒の使用について
まず証明写真用写真自撮りの際のセルカ棒の推奨は自撮りの際に画面の真ん中に自分の顔が来るようにと撮影し、どうしても腕を伸ばさなくてはいけませんでした。
実際にそう撮影すると肩が上がってしまっていて証明写真にする際に不自然な仕上がりになってしまいます。
模様の細かいストライプなど着用する服の柄について
模様の細かいストライプがよくないのは、模様が細かすぎると写真にした際にぼけてしまう可能性があるからです。
実際に模様の細かいストライプのシャツを着て証明写真用に写真を自撮りしましたが、模様がぼけてしまいました。
証明写真用写真をご自身で撮影する際は、以上のことを気を付けて写真の撮影をしてみてください。
「ピクチャン」「ファミマフォト」などスマホアプリを使おう
スマホからの証明写真用の写真の撮影の場合はアプリを使うことをおすすめいたします。
ここでご紹介したいのが、スマホのカメラから撮影した写真を証明写真にする際に、証明写真を発行しやすくするためのアプリがいくつかあるということです。
このアプリを使うことによって写真の撮影のしやすさ、印刷のしやすさそしてコスト面でも恩恵を受けることができます。
この記事でご紹介したいアプリが「ピクチャン」と「ファミマフォト」です。
ピクチャン
ピクチャンはアプリインストールをしなくてもオンライン上での使用も可能です。ピクチャンwebサイトはこちら
ファミマフォト
ファミマフォトについての紹介はこちらの記事をチェックしてください。

今回はピクチャン、ファミマフォトさらに番外編では超お得に証明写真が取れてしまうアプリを使って証明写真を発行する際の流れを紹介いたします。
ピクチャンを使ってマイナンバー用の写真を印刷
ピクチャンを使って印刷してみよう
それではさっそくiPhoneでスマホアプリ「ピクチャン」を使ってマイナンバー、住基カード申請用の証明写真を印刷する際のやり方、手順/操作方法をご紹介いたします。
先程ご紹介した背景や服装などのコツを参考にしていただいて撮った写真でもいいですし、ピクチャンアプリ内からカメラを起動して再度証明写真にお使いになる写真を撮りなおすことができます。
サイズの種類が豊富
ピクチャンアプリ内メニュー画面。用途別になっていてわかりやすいですね。サイズも3種類と手動でのサイズ設定もできます。
ピクチャンアプリの使い方
用途(今回はマイナンバーカードサイズを選択)を選択して、スマートフォンのカメラが起動されるので証明写真に使いたい写真を撮影します。
被写体を枠に収める
撮影した後に被写体の位置設定ができます。位置設定が撮影しながらではなくさらに少し近くや遠くから取ってしまっても、後からズームインズームアウトができるのもいいですね。
位置設定を済ませたら印刷イメージの確認画面になります。この時点で表示されている写真が証明写真として印刷されます。よろしければ 決定 をタッチします。
次にメールアドレスの登録画面になります。コンビニで写真プリントをする際に必要なプリント予約番号が送信されますのでメールアドレスを入力して 決定 をタッチします。
プリント番号を使って店舗で印刷
するとプリント予約番号が画面に表示されます。この画面をそのままスクショしても先ほど登録したメールアドレス宛に届いているメールから確認してもOKです。
そしてこの「ピクチャン」はセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのマルチコピー機に対応しています。
ファミマフォトを使ってマイナンバー用の写真を印刷
お次はファミマフォトを使ってマイナンバーカード用の証明写真を印刷する際の
流れをご紹介します。
名前から察しが付くとは思いますが、このアプリはファミマ専用アプリですので、ファミマ以外のコンビニのマルチコピー機から証明写真を印刷したい場合は使用しないでください。
ファミマフォトアプリの使い方
ファミマフォトアプリ内メニュー画面。〇の証明写真をタッチします。
対応サイズは5種類
証明写真サイズ選択画面。履歴書用など5種類のサイズ選択ができます。ここでは[マイナンバー・住基カード]選択します。
カメラが起動され写真を撮るのですが、ファミマフォトは撮影しながらも赤枠と被写体の位置設定の黒丸が出てきます。
シャッターを押した後でも枠内に収まるように調整が可能です。調整が済んだら ✓確定をタッチします。
無理をせずシャッター押下の後からも調整ができるので、完璧に枠内に収めて撮影しなくても大丈夫です。
プリント番号はしっかり控えておこう
するとこのファミマフォトでもプリント番号というネットプリント/ネットワークプリントで使う予約番号が表示されます。
この時の画面をスクショするかアプリのメニュー画面から確認ができます。
あとはこのプリント予約番号をファミリーマートのコピー機のネットプリント/ネットワークプリントで入力して証明写真の印刷が可能です。
こちらの記事でさらに詳しくファミマフォトを紹介しています。実際に店頭で写真を印刷する際の端末の使い方/操作方法はこちらの記事をご覧ください。

番外編「履歴書カメラ」をご紹介
はやくもここで超お得情報を番外編ということでご紹介いたします。
今ここまでご紹介したピクチャンとファミマフォトからの証明写真印刷はどちらもお値段は200円(税込み)です。
しかしこの番外編でご紹介するスマホアプリ「履歴書カメラ」から印刷するとなんと!お値段30円で証明写真の印刷ができてしまうんです!!!
※セブンイレブンでは税込み40円での印刷となります。
このアプリはバイトなどの求人広告媒体タウンワークでおなじみのリクルートさんがリリースしている無料アプリです。
履歴書カメラ
もちろんこちらのアプリもやり方/使い方をご紹介します。
履歴書カメラの使い方
履歴書カメラのアプリ内メニュー画面。シンプルな設計になっています。
カメラが起動されて写真を撮影します。頭の高さとあごのラインを合わせながら撮影しましょう!
自撮りでも安心!補正機能
撮影するとこんな感じになります。撮影後の位置修正はできないのでシャッターを押すに調整しましょう。 補正するをタップします。
肌感調整やくま消し機能も
なんと、履歴書カメラには補正機能がついていて肌感調整とくま消しができます。
実際に「健康的」など選んでみると写真のグラデーションが変わります。これは便利!お好みの色味に加工しましょう!
わかりやすいサイズ選択画面
サイズ選択画面。マイナンバーカード・住基カード用を選択してみます。この後、写真がデータフォルダやカメラロールに保存されます。
そのまま履歴書にできちゃうこともできるみたいです! 証明写真を印刷をタップします。
家に写真印刷用のプリンターや用紙があれば家でもできるようです。コンビニで印刷するをタップします。
この画面まできたら準備OKです!
この履歴書カメラからの場合は実際にコンビニでどうやって写真を印刷するのか、触れられなかったですが、このアプリのやり方/操作方法の流れで、もうデータフォルダやカメラロールに写真が入っているんです。
その写真をコンビニで1枚30円(税込み)のL版で写真印刷すると、30円で証明写真が撮れるというカラクリになります。
衝撃!なんとプリント料金は30円
この履歴書カメラのすごいところはアプリで証明写真サイズを選択した写真をL版の写真内に印刷するようにしてくれるところです。
しかもなんとマイナンバーカード・住基カード用のプレビューを見ていただくとわかるのですが、1枚のL版写真の中に4分割されていて4枚分印刷できて30円(税込み)
さらにセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンのマルチコピー機に対応しているため、履歴書カメラを使えばほとんどのコンビニで30円で証明写真の印刷が可能です。
※セブンイレブンではL版の写真プリントが1枚40円のため税込み40円となります。
スマホ以外のメディアからは証明写真の印刷は可能?
結論から申し上げるとコンビニでスマホ以外のUSBメモリーやmicroSDカードからの証明写真の印刷はできます。
USBやSDカード、メモリースティックにも対応
印刷方法はスマホからの印刷とほとんど変わらず、メディア選択画面でスマートフォンを選んでいたのをお手持ちのメディアUSBやSDカードを選べばOK。
写真と言っても結局は画像データなので、スマホに入っていようがUSBなどのメディアに入っていようが、その印刷したい写真のデータがはいいていればOKです。
これはセブンイレブンのメディア選択画面なのですが、スマートフォン以外にも様々なメディアに対応しているのがおわかりいただけると思います。
しかもメディアからの印刷の場合、ネットプリント/ネットワークプリントではないので各社のマルチコピー機アプリが必要ありません。
マルチコピー機にお手持ちのメディアを差し込んで直接コピー機に読み込ませるかたちになります。
料金・値段を比較してみよう
さあ衝撃の30円(税込み)証明写真の紹介をした後の料金/値段の比較なのですが、言うまでもなく、1枚30円(税込み)が最安です。
基本的にコンビニ各社ここでは
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
の3社が推奨している証明写真の印刷方法は各社のコピー機と連動しているアプリを使用することです。
その際の各社の証明写真の印刷/プリントの値段は200円(税込み)です。
※2020年11月時点:セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンHP調べ
この200円(税込み)というのも実はボックス型の証明写真機やコンビニよりもっと写真に専門的なお店と比較するとすごく安いんです!
証明写真機や専門店との料金比較
実際にボックス型の証明写真機や写真館などの専門的なお店と、コンビニの証明写真印刷の料金比較をしたのでこちらをご覧ください。
KiRei レギュラータイプ 800円(税込み)
ピノキオ 2,900円(税込み)~
パレットプラザ 1728円(税込み)~
※この値段は地域や時期によって変動することもあります。
やはり証明写真ってそこそこする印象でしたし、こう比較してみると200円(税込み)ましてや30円(税込み)なんていかに安いかわかります。
もちろん写真の画質、被写体の撮り方、写真の仕上がりにはかなり違いがあると思います・・・
料金/値段的に見ても、自分で場所も自由に撮って自分で、しかも近くのコンビニで印刷できる利便性は素晴らしいですね!
印刷した写真の画質を見てみよう
スマホやUSBから証明写真にしたい写真をコンビニで印刷できるということをご紹介してきたんですけれども、便利でしかもお得に証明写真を印刷することができるんですが、これが印刷してみて画質が悪かったらあまり意味がないと思いませんか?
せっかく印刷できたのに結局、証明写真として使える画質でなければ意味がないですよね・・・
そんなコンビニでの証明写真はどんな画質なんでしょうか。見てみましょう。
実際に印刷した証明写真
↑こちらが実際にiPhone Xsで履歴書カメラのアプリを使ってセブンイレブンさんで印刷した証明写真です。
いかがでしょうか。写っているのが人でないから少しわかりづらいですが問題のない、納得の仕上がりになっていると感じます。サイズもバッチリでマイナンバーや住基カードの申請時に必要な際の写真サイズになっています。
まとめ
ここでコンビニでの証明写真印刷についてポイントをまとめてみましょう!
- スマホやデジカメで撮った写真を証明写真にできる
- スマホアプリを使うと便利に印刷できる(多彩なサイズ選択や被写体位置設定さらには補正機能にて加工も)
- スマホ以外のUSBやmicroSDカードからも印刷が可能
- 料金/値段は30円(税込み)から
- 24時間365日いつでも証明写真の印刷が可能
このまとめで1番お伝えしたいのはコンビニさんだからこその時間です。
24時間営業のコンビニならマルチコピー機が故障していない限り何時でも証明写真が発行できます。
最後に
いかがでしたでしょうか。コンビニでの証明写真発行についてアプリのやり方、使用方法や料金/値段、お得情報を紹介してきました。
就活や転職活動、アルバイト面接などの履歴書やパスポート、マイナンバーカード、運転免許証などの身分証明書の発行の申請の際に必要になる証明写真。
これまでは証明写真機を探していた方も多かったのではないでしょうか?
それが近くのコンビニ(主にセブン、ファミマ、ローソン)で印刷できるなんてほんとうに便利な世の中になりましたね。
ちょうど証明写真が撮りたかったという方はぜひお近くのコンビニエンスストアで証明写真を印刷してみてはいかがでしょうか。